サイトの歩み

一番に感じたことは”漠然とサイトを続けている自分”です。もちろん立ち上げるにあたり、最初に考えていることはあり、それはそれで今も同じ気持ちではいますが、方針とはいえ感情論中心。

それは明確な目標がないから、というのもあります。そしてその一方で、目標が定められないという事実もあります。

芯をどこに置くか、という部分にかかってくると思います。

OL主婦さんの1時間語り続けられる分野でなければサイトは作れない、読者層を考えるといった文章をはじめ、この本を読み終わる頃に思い出したことがあります。それは”企画書”

実は私は丁度引越し前後にとある出版社から企画書を頂き、複数回にわたりまとまった文章を書く、という経験をしました。会社勤めの経験がないせいか、また未知の世界ということから、自分のための企画書という事実だけに当時は舞い上がっていましたが、この企画書こそサイトを作るにあたっての芯となるのでは、と思いました。

この企画書には”読者層、読者層の知識レベル、その文章を読むことでこういった知識を読者層にもってほしい”などという、こと細かい説明がありました。

これがそのままサイト運営のベースにできるんだ、ということを感じました。そしてこの企画書をしっかり作っておくことで芯がぶれないサイト運営が続けられるのでは、と思いました。

言うは易し、行うは・・・ですが、今更ながら当たり前の事実を認識することになりました。

もちろん他にも文書を書く上でのポイントやアフィリエイトをするにあたっての行い方、など自分では皆無といっていいほど考えなかった知識を学ぶことができる本となりました。

自分のサイトがどの方向を目指すか五里霧中ですが、ちょっとここらへんで立ち止まって見渡してみることも大事なことだと気づかされました。

他のサイトの方をみて、すごいな、と思っているだけでしたが、そういった方達の考え方、実例もこの本では読めたのも励みになりました。

これからサイトを運営したいと考えている人はもちろん、運営者であっても学べることはたくさんあるこの本、興味がある方は一度手にとって見ることをお奨めします。